2025年10月27日
マーケティング5課のリアル!サブスクが教えてくれた、数字の先にある“お客様の笑顔”
43 views
皆さん、こんにちは!
マーケティング5課の田口です。
5課は、ご存知の通り、
サブスクリプション型のサービスを
担当しているメンバーが多い課です。
私も入社2年目からサブスクに携わり、
気づけば今年の春で4年目です。
今回は、
そんなサブスクでの仕事を通して
私が気づいたことや、
これまでの社内報でお伝えしたいと思います。
憧れのマーケティング、その意外な素顔
ウィンキューブに入社する前、
マーケティングと聞くと、
「なんか賢そうな人が、
パソコンの前でカチャカチャやってる、
かっこいい仕事」ってイメージでした。

データとにらめっこして、
すごい戦略を立てていく…
そんなキラキラした世界だと思ってたんです。
自分にはまだまだ遠い話だなぁ、と。
でも、
実際にウィンキューブに入社して
マーケティングに携わるようになってみたら、
そのイメージは良い意味で
大きく裏切られることになります。
確かにデータ分析はすごく大事。
戦略を練るのも欠かせません。
でも、それ以上に泥臭く、
人間味あふれる仕事だと
気づかせてもらったんです。
特に、私が担当するようになった
サブスサービスは、
その“人間味”を
とても感じさせてくれる分野でした。
サブスクが変えた、私の「仕事観」
私がサブスサービスを
担当するようになったのは、入社2年目の頃。
それまで担当してたのは、
主にDVD教材とか、単発の商材でした。
これらは、
販売したら一旦完結するプロダクトなので、
「売ることがゴール」と
感じていた部分がありました。
もちろん、
お客様に満足していただきたい
という気持ちはいつも強く持っていました。
ただ、
商品を一度売ってしまえば、
そこで一区切りつくタイプの
ビジネスだった、ということです。
嘘がつけない世界での「答え合わせ」
でも、
サブスクリプションサービスは、
まさに別の世界でした。
「売って終わり」ではなく、
「売ってからが本当のスタート」。
お客様が継続して使い続けてくれて、
初めてビジネスとして成り立つ。
このシンプルな事実が、
私の仕事観をガラッと変えました。
それまで見ていた指標は
売上など「獲得」に関わるものが中心だったのが、
サブスクではそれに加えて、
「解約率」とか「継続率」っていう数字が、
とてもシビアに突きつけられるんです。
お客様が本当に価値を感じてくれてるか、
私たちの伝え方が正しかったのかっていう、
毎月の「答え合わせ」みたいなものだなと…。
ある意味、
サブスクのマーケティングは
“嘘がつけない世界”なんですよね。
一時的に派手なプロモーションで
たくさんお客様を獲得できたとしても、
その後にサービスを使ってくれなかったら、
あっという間に解約されてしまう。
お客様は、
本当に良いと思ったもの、
価値があると感じられるものにしかお金を払わない。
この原則が、これほどまでに
明確に現れるビジネスって、
他にないんじゃないかなと思っています。
プレッシャーから生まれた手応え
「演出で期待値上げすぎちゃったかも」
「セールスレターまでの導線、わかりにくかったかな」
「講師の良さがうまく伝わってないのかな?」なんて、
悩むこともめちゃくちゃ多くて、
講師が夢に出てくる日もありました(笑)。
でも、このプレッシャーがあったからこそ、
得られる手応えも大きいんです。
お客様が継続して使ってくれるってことは、
私たちが届けた価値がちゃんと伝わってるってこと。
それって、
マーケターとして本当に嬉しい瞬間なんです。
一人じゃ無理!チームで作り上げるマーケティング
サブスクのマーケティングは、
一人じゃ絶対に完結できません。
講師との連携やコンテンツの監修は
タイアップチームに、
制作物のデザインや動画編集は
クリエイターチームに、
そして広告の運用は広告チームに、
それぞれ力を貸してもらっています。
一人ひとりの専門性が集まって、
初めてサービスが提供できるんです。

リアルな声に耳を傾ける
さらに私たちマーケターは、
ただ「施策を出す」だけじゃなくて、
社内の事務さんのお声に、
しっかりと耳を傾ける必要があります。
お客様から直接寄せられる声は、
サービスの改善点や、
次にどんなコンテンツが
必要とされてるかを探る上で、
何よりも貴重な情報源なんです。
数字だけじゃ見えてこない、
お客様のリアルな感情や課題に触れることで、
より本質的な改善策が得られる気がします。
連携の難しさと、チームの達成感
関わる人数が多い分、
連携の難しさがあるのも事実です。
認識がずれてたりして、
「ヒヤッ」とすることも少なくありません…。
それぞれの役割があって、
それぞれのスケジュールがある中で、
どうやってスムーズに連携して
プロジェクトを進めていくか。
これは常に試行錯誤の連続です。
でも、だからこそ得られる
「チームとしての達成感」もまた格別なんです。
「この構成、いいですね!やってみましょう!」
「お客さまの声、参考になりました!」なんて、
前向きなリアクションをもらえると、
次のモチベーションにも繋がります。
自分のアイデアが、
チームの力で形になって、
それがお客様に届く。
この連鎖が、
サブスクサービスの
大きな魅力だなって思います。
「地味だけど、確実に誰かの役に立っている」
——そんな手触りのある仕事だなと、日々感じています。
派手な広告を打つだけがマーケティングじゃない。
お客様の「困った」を解決して、
「もっとこうしたい」を叶えるために、
地道な改善を積み重ねていくことこそが、
サブスクサービスの醍醐味だなと思います。
数字と声が重なった瞬間の感動
特に印象に残っているのは、
4月に弊社主催で開催した
Dr.徳のウェルネスカレッジでの
「徳先生×白鳥監督」の対面イベントのことです。
正直、開催前は不安もありました。
「人が集まらなかったらどうしよう…」
「対面イベントってニーズあるのかな…」
「準備が全然終わらない…手配が大変…」
でも、
「直接先生と会って話す機会がほしい」
という声が多く届いたことが、
一歩踏み出す後押しになりました。
募集最終日には
当初の目標人数を上回る集客ができ、
講演中も、懇親会も、笑顔と拍手にあふれていました。
終了後のアンケートには、
「先生と会えてよかった」
「すごく楽しいイベントだった」
そんな声がたくさん届きました。
直接感謝を伝えてくださった方も
いらっしゃいました。
数字として見れば、
今回のイベントで新たに入会してくれた方は
ごく一部かもしれません。
でも、
そのひとつひとつに
「納得」と「共感」が
詰まっていたと思います。
「これは、ただの集客じゃない」
「ちゃんと、私たちの思いが届いたんだ」
そう感じられた瞬間、
数字とお客様の声が重なって、
胸が熱くなりました。
サブスクサービスは、
“学びとつながりを、心で感じられる場”。
その軸が間違ってなかったと、
あらためて確信した出来事でした。





※イベント時の写真
「マーケティングの型」は人それぞれでいい
私がこの仕事を続けてきて実感したのは、
“マーケティングに正解はない”ということです。
数字に強い人もいれば、
企画が得意な人もいる。
データ分析に長けてる人もいれば、
人の気持ちを汲み取るのが得意な人もいる。
それぞれの強みを生かすことで、
色んなアプローチができると思います。
人の気持ちに寄り添うマーケティング
私はどちらかというと、
誰かと一緒に考える時間とか、
講師の言葉の魅力を拾いに行く作業が好きなタイプです。
会員サイトで公開する記事を作成する時も、
「この言葉、心に響くかも」
「こういう視点、面白いかもしれない」と、
“人の気持ち”に寄り添うことを常に意識しています。
どうすればお客様が共感してくれて、
行動を起こしてくれるのか。
そのヒントは、
数字の向こうにある、
人々の感情の中に隠されている気がします。
マーケティングは、
どこまでも「人」の仕事だと思っています。
数字の奥に、人の選択がある。
その選択のきっかけを、
少しでもポジティブに変えられるなら、
やりがいは尽きません。
お客様が
「このサービスに出会えてよかった」と
感じてくれる。
その一助になれることが、
何よりの喜びなんです。
地道な改善の先に、誰かの「前向きな一歩」がある
マーケティングと聞くと、
SNSでバズったり、
広告をガンガン回したり、
そんな“派手な世界”を
想像する方もいるかもしれません。
もちろん、
そういった側面も
マーケティングにはあります。
でも、実際にサブスクのマーケティングに
携わってみて感じるのは、
その本当に地道な側面です。

数字を見て、仮説を立てて、
検証して、改善して、また繰り返す。
このサイクルをひたすら回していく。
この連続が、
日々の業務のほとんどを占めます。
派手さはないし、
華々しい成果がすぐに現れるわけでもありません。
でも、その地道な作業の先に、
誰かの「前向きな一歩」があるって信じています。
ウィンキューブだからこそ
サービスを利用することで、
お客様の生活が少しでも豊かになる。
新しい健康知識を身につけて、
スキルアップできる。
身体の悩みが解決して、
自信を持てるようになる。
そんな「前向きな一歩」の
きっかけを支えられるって、
本当にやりがいのある仕事だと思います。

気づけば入社4年目、
サブスク担当としても3年が経ちました。
まだまだ学ぶことは尽きず、
常に新しい課題に直面する毎日です。
でも、だからこそ、
この仕事をもっと面白くできる
余地があるとも感じています。
ウィンキューブは、
社員一人ひとりの声に耳を傾け、
挑戦を後押ししてくれる会社です。
「こうしたらもっと良くなるんじゃないか」
という提案には、惜しみなく力を貸してくれますし、
チームで協力して
困難を乗り越える文化が根付いています。
だからこそ、
私たちは安心して、
お客様にとって本当に価値のあるサービスを
追求し続けることができると思っています。
これからも、
5課メンバーで力を合わせて、
お客様にとって本当に価値のある
サービスを届けられるよう、
地道に、
そして着実に改善を重ね、
ウィンキューブで働く喜びを、
これからもたくさん見つけていきたいです。



