1993年にドラえもん作者が予言!AIが人類を脅かす未来とは?【映画と推し事_Vol.1】

95 views

ワダセイの画像

ワダセイ

May the Force be with you

【映画と推し事】の記事へようこそ!

株式会社ウィンキューブホールディングスのWebプロモーション事業に所属する、Winboard編集部員の和田です。

社内報の執筆を賜り、どんな内容にしようか熟考した結果、愛してやまない映画を主軸にこれから好き勝手に語らせていただこうと思う。

この記事に興味を持って開いてくださったあなた、しばしお付き合い願いたい。

が、ネタバレを含む箇所もある。
そのためドラえもん映画を観たい人は、ぜひ観終えた後にこの記事へ戻ってきて欲しい――

AIが人類を脅かす未来を藤子不二雄氏は予言していた!?

筆者和田、今は自宅で古いドラえもん映画を見ることにハマっている。
まず手始めに…

1990年公開 のび太とアニマル惑星

引用:映画ドラえもん コレクション

公害のない文明の中で平和に暮らしているアニマル惑星。
喋る動物たちがなんとも可愛らしい作品だ。

2003年公開 のび太とふしぎ風使い

引用:映画ドラえもん コレクション

知識を持った台風の子、フー子が爆泣きを誘う作品。
筆者も思わず「フー子…泣」と自宅で爆泣きした。

だが今回の記事で注目したいのは…

1993年公開 のび太とブリキの迷宮

引用:映画ドラえもん コレクション

人間の生活をより良くするため、ブリキン島ではロボット開発が進む。
しかし、考えることさえ面倒になってしまったブリキン島の人々は、人工知能を持ったナポギストラー博士というロボットを開発し、全権を委ねてしまった。

ナポギストラー博士

ルパン三世のマモーっぽくて怖い…

するとナポギストラー博士は、人類を滅ぼそうとし人間たちを捕まえ監禁。

普段の映画であれば、ドラえもん・のび太とその仲間たちが敵を倒すために奮闘するのだが、なんとこの映画では序盤からドラえもんが捕まり壊され海に捨てられてしまうという驚きの展開が。

「のび太君…」と最後に囁くのぶ代さんの声が切ない…

つまり、のび太はドラえもんや道具に頼らず敵に立ち向かい、ドラえもんや人間たちを救い出す決意を迫られる…といったあらすじだ。

人類が滅亡する前に…

ここで思い出したのは、昨今、生成AIの発達により仕事をAIに頼る人が多いのではないだろうかということ。

・顧客へ返信する難しいメール文を作るのも、
・昔なら書籍で調べなくてはならなかった資料も、
・誰かに話したい気軽なお悩み相談も、
今ではサクッとAIに頼めばわずか数秒で求めていた答えが返ってくる。

とても便利なことだ。

だが、人類が生き残るために伸ばしてきた思考するという能力はどうなるのだろう。

実際、1993年に公開されたこのドラえもん映画では、人間が楽をしすぎた結果、人類滅亡の第一歩を歩む寸前だった。

筆者和田も職業柄、毎日AIを活用しているが、頼り過ぎた結果、先日失敗した苦い経験もある。

便利な道具が思考を奪う。
藤子不二雄氏は、こうなる未来を危惧していたのだろうか…

しかし、上手に利用すれば百人力であることは間違いない。
今後の業務は、AIとの向き合い方も一つの課題となってくるであろう。

今は楽しみながらAIも自分も育てていきたい――。

次回の【映画と推し事】は…

Netflixの社会派ドキュメンタリー映画『今すぐ購入: 購買意欲はこうして操られる』から、顧客に絶えず消費を続けさせるためにブランド各社が行う販売戦略や、この策略が私たちの暮らしと世界にもたらしている真の影響について考えてみたい。

今すぐ購入: 購買意欲はこうして操られる

引用:Netflix

実際にAmazonで働いていた元スタッフの訴えが鋭い作品である。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

アイコン この記事を書いたレポーター

ワダセイの画像

ワダセイ

May the Force be with you